実は堅調な伸びを見せている転職市場、ただし採用は『質』を重視

 先月発表された大学生の就職内定率は75.0%と、新卒の就職状況はまだまだ厳しい状態が続いています。そのため、転職市場も低調なのだろう、と考える人もいるかもしれませんが、意外にも転職市場の方はここ数年、少しずつではあるものの着実に求人数が伸びているのだそうです。

 

 リクルートキャリアの調べによると、2009年の12月には3万1523人に落ち込んだ求人数は、2011年には約5万5000人に、2012年には約7万3000人と、確かに「右肩上がり」に求人数は増加しています。しかし、現在転職活動中の人の多くは、求人数の増加による恩恵を感じられていないと言います。

 その理由としては、企業の「厳選採用」が挙げられているようです。企業の採用意欲が高まり求人数が増えても、企業が求める人材のスペックが高いため、それに見合わないと判断された人は採用されません。そのため、転職を希望していてもスムーズに転職先が見つかるという人は少ない、という事のようです。  では、どのようなスペックを持った人材が求められているかと言えば、やはり即戦力となり得る経験や知識を有した人に絞られているようです。求人数が大きな伸びを見せているIT業界でも、開発エンジニアなど専門的な技術を持っている人材のニーズが非常に高い傾向が見られます。  つまり、現在の転職市場で転職を成功させるためには、自身に高いスペックを持たせることが何より重要だと言う事になります。資格の取得に取り組む人が多いことから見ても、自分の「質」を向上させる必要があると認識している人が多いことが判りますね。  ただし、インターネット業界においては、新規ビジネス開拓のために様々な人材を採用しようとする傾向も見られるそうです。そういった場合には募集条件も比較的緩くなっているようですから、そこに転職活動の活路を見出すことも可能でしょう。

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