40代が転職先と給与交渉するなら

40代が給与交渉を始めるタイミングとは?

 

 20代・30代であれば、第一次面接の逆質問の際に、ジャブ程度に給与交渉に関わる質問を盛り込むことで、自分に合った企業がどうかを見極めるという方法がとれますが、40代は面接まで進む数も減っているでしょうから、冒険はしない方が無難です。

 

 40代が給与交渉を行うタイミングは、内定連絡をもらい、勤務条件を書面で確認するときがベターです。「内定をもらってからの給与交渉はマナー違反」と考える人事担当者もいるため、あくまでも応募者側から見た時には一つのタイミングではあるのですが、しかしベストタイミングであるとは言えないでしょう。

 

 確かにそうなのかもしれません。給与交渉したいと考えており、それが受け入れられないならば入社することはできないとする応募者がいるのであれば、その人に対して企業側は安易に内定を出すことはできないはず。内定を出してから給与交渉を行うことは、企業側にとっては“反則行為”と考えることも仕方がないことなのです。

 

 もし給与交渉をするのであれば、仕事内容や職責、企業が提示した年収を確認したうえで、「大学に進学する子どもがいるので、年収をあと100万円上乗せしていただけませんか?」「家族とも話し合いましたが、現在の年収から10%アップしていただきたいのですが」など、具体的な金額がわかるようにして、交渉をスタートしてください。

 

給与交渉の進め方とは?

 

 内定後に「給与をあげてほしい」と交渉するのはまだ良いのですが、それをお願いする根拠を提示できなければ、ただのわがままになってしまいます。

 

 つまり、希望年収に見合うように入社後にどのような成果をあげようと考えているのか、そうした結果が出せる根拠はどこにあるのかという、企業側のメリットも同時に伝えなければ、そもそも交渉の余地がありません。

 

 40代の中途採用者の場合、個人の実績をあげるだけでなく、管理職として成果を出せる組織をつくるスキルやノウハウも求められます。また、業界内で培ってきた人的ネットワークを使って、これまでにない戦略で成果をあげていくというアイデアも必要でしょう。

 

 とはいえ、企業にも事情がありますので、必ずしも希望をすべて飲んでもらえるとも限りません。妥協点はどこなのか、希望が通らなかった場合は内定を辞退するのかまで考えて、交渉に臨んでください。

 

 

「結果を出してから給与アップを」という交渉術

 

 内定をもらってから給与交渉をするというのであれば、「入社後の働きぶりを見て、そこに価値があると判断できたら給与を上げてくれないか」という交渉の仕方が有効かもしれません。

 

 転職者に対して、まだ何も成果を上げていないのに給与を上げることを約束するのは、企業にとってリスクが大き過ぎます。それを考慮し、交渉の段階で、「結果を残すことができれば給与のアップを」といった話をこちらから持ち出せば、内定後の交渉でも納得してもらえる可能性が高まるでしょう。

 

 他にも応募者がおり、あなたと同じようなキャリアや能力を持っていると思われるにもかかわらず給与交渉をしない、そんな人もいるかもしれないので、自分の都合のみを考えるのではなく企業側の心理的な部分も考えながら給与交渉を行うことが求められるでしょう。


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