40歳でこの転職は失敗と感じたら

失敗の原因と対策を練る

 

 40歳での転職は、その後のキャリアに多大な影響を与えますので、慎重に行うべきものです。もし、入社後にミスマッチに気づき、自分の転職が失敗かもしれないと思ったなら、その原因を掘り下げて考えてみてください。

 

 その原因は、必ずしも企業側にあるのではなく、社風になじもうとしない自分のせいかもしれません。多角的に原因を考え、それを改善するためには何をすべきなのか、対策も一緒に考えてみましょう。

 

 そして、一人で考えるのではなく、転職先企業ときちんと話し合いを行うべきです。労働契約内容の書面明示の際の説明や、入社時の約束など、企業側に落ち度があると思っていることも冷静に伝え、そのうえで双方の妥協点を探るのです。

 

 会社を辞めるかどうかを決めるのは、この話し合いの後で十分です。

 

 

しばらく働くことで見えてくること

 

 転職に失敗したと感じても、入社後数週間程度で転職を具体的に考えるのは少し早いのかもしれません。

 

 職場に馴染めない人も、数ヶ月間働き続ければそれが当たり前となり、特に違和感はなくなるはずです。仕事が自分に合っていないと考える人も同じ。やり続けてみないと、それが自分に合っているかどうかはわからないものなのです。

 

 できれば半年から1年はその会社で働き続けてみましょう。それだけでも、最初の数週間には見えてこなかったものが見えてくるはず。次の転職も同じように「失敗した」と感じないようにするためには、一定期間同じ職場で働き、“本当に自分が求めるものは何なのか”を探る作業も必要なのかもしれません。

 

 

再転職活動を始めるなら

 

 話し合いが決裂し、あるいは、数ヶ月間働いたけれども、40歳で再び転職活動を余儀なくされる場合、履歴書や職務経歴書にその事実だけを記載するのは、自分の評価を下げることにつながりかねません。

 

 試用期間終了時に転職活動を始める場合は、まだ言い訳のしようがあります。短期間で再転職活動を始めた理由、あるいは前職をどうして退職したのかは、応募企業にきちんと説明しておくほうが、書類選考でも面接でも有利に働くはずです。

 

 また、きちんと会社側と話し合い、双方納得のうえで退職していることを明記することも、一つの方法です。

 

 とはいえ、自分の企業を見る目が甘かったという側面も否めませんので、自分が転職するうえで譲れない条件をリストアップし、次の面接ではきちんとリサーチできるように準備しておきましょう。また、転職エージェントなどを活用するのも、良いかもしれません。

 

 

即転職を試みた方がいいケース

 

 話し合いをする余地もなく、また、転職後しばらく働く必要もないままに転職を即検討した方がいいケースもあります。失敗したと感じる理由が以下に当てはまるようであれば、できるだけ早く退職に動き出した方がいいのかもしれません。

 

・給与額が最低賃金を下回っている
・残業手当などが全く支給されず、無駄に働かされている
・違法な業務を任されている
・暴力やセクハラなどが常態化している
・失敗してしまった時、あるいはそうではなくても金を要求される

 

 以上に当てはまる企業はブラック企業と考えられるでしょう。そんな企業へ入社すれば、それは失敗以外の何物でもないため、すぐに退職・転職のための準備に取り掛からなければなりません。


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