40歳過ぎても転職したい!転職前にはっきりさせておきたい3つの確認事項

 

転職年齢35歳限界説がまことしやかに囁かれていますが、40代でも転職は不可能ではありません。もちろん30代よりハードルが高くなることは事実ですが、実際に筆者は40代で転職をしました。
転職前に考えておきたいこと、見つめなおしておきたいこと、しておくべきことをまとめてみます。

何のために転職するのか。現状からの脱出か、新しい未来へのチャレンジか。

あなたが転職を考えている理由

まず、あなたはなぜ転職したいのでしょうか。もちろん今の職場に不満があるからですよね。仕事が楽しくて、給料が良くて、まわりがいい人ばかりだったら転職を考えるわけがありません。逆に言うと、転職したい理由は、往々にして「仕事に対する不満」「給料に対する不満」「人間関係に対する不満」のいずれかに大別されると思います。

 

筆者の後輩に「結構居心地のいい会社だったのですが、もっと厳しい環境に自分を置いてみたかった」という理由で転職した人がいますが、まわりからものすごい勢いで「なんで居心地のいい会社を辞めるんだ」とツッコまれていました。転職後は本人の希望通り「厳しい環境」に置かれていました。

 

転職サイトDODAが発表しているアンケート調査を見てみましょう。

みんなが転職する理由は?年代別の転職理由ランキング<2015年上半期>

出典:https://doda.jp/guide/reason/2015first/004.html

 

40代以上の転職理由の1位は「会社の将来性が不安」となっています。大手企業に勤めている方には解りにくいかもしれませんが、小さい会社だと業績不振や経営方針に対する疑問などで「この会社本当に大丈夫か」と思ってしまいます。

 

3位の「倒産・リストラ・契約期間満了」とも絡んできますが、零細企業であれば常に倒産、リストラの危機を含んでいますし、このご時世外資でも大手でもリストラの波は避けられないような状況です。

 

私も二社ほど外資系の会社に勤務した経験がありますが、一社は在籍中に日本から撤退、もう一社は転職後日本から撤退しました。撤退の前には予兆があり、業績不振になって、リストラのうわさが飛び交いました。仕事上の不満は自分で我慢することもできますが、会社に対する不安は自分一人だけでは取り除くことができませんね。現状からの脱出も転職の決断の一つであると考えています。

 

2位の「他にやりたい仕事がある」という理由は前向きな決断でよいと思います。新しい未来へのチャレンジはネガティブな転職ではないのでよろしいと思いますが、40代過ぎてからの他の仕事へのチャレンジはハードルも高くなります。

 

 

ライフスタイルの優先事項を確認しよう

また往々にして給料が高ければ仕事もハードになります。自分の中で転職するにあたっての優先順位をつけておくとわかりやすくなります。

  1. もっと高い給料が欲しい→残業が増えて仕事がハードになってもよい。
  2. 自分の時間がもっとほしい。→多少給料が下がっても休みがきちんと取れて残業が少ない方が良い。
  3. 別の仕事にチャレンジしてみたい。→給料が下がって新人扱いになってもやりたい仕事がある。

など一度メモでよいので書き出してみると自分の考えがはっきりします。

 

 

キャリアアップか、キャリアチェンジか。

キャリアアップはどんどんすべし

現在の仕事のキャリアアップを計ってさらに上の仕事や上の会社を目指すのは何の問題もありません。さらに高度な仕事がしたい、同じ仕事をするのなら大手の会社で仕事をしたいというのはごく自然なことですよね。

 

自分のキャリアが上がってくればますますその思いは強くなります。そういう方はどんどん転職にチャレンジして頂きたいと思います。他社と面接することで客観的な自分の評価が分ります。

 

 

業界変更のキャリアチェンジは問題なし

また、キャリアチェンジをしたい方は「業種・業界」を変える場合と「職種」を変えたい場合と二種類あると思います。業界を変えたい方はおそらく今の業界になじまないのでしょう。40代になって20年近くキャリアを積んでも業界を変えたいのであればよほどその業界が好きではないのだと思われます。ただキャリアチェンジをしたい方はそれなりの覚悟が必要です。

 

業界を変えるのは業種を変えるよりは比較的楽だと思われます。事務方の仕事ですとあまり業界は関係のないことが多いですし、営業の場合でも「営業職」という点ではそれまでのキャリアを活かせるのでまったくの素人になってしまうということはありません。

 

ただ、たいていの企業はリスクを冒してまで未経験者を採用しようとは思わないです。中途採用は即戦力を求められているので業界経験者を採用するのが普通です。

 

 

「未経験者可」の裏の意味

転職サイトなどを見ていると「未経験者可」という募集も少なくはありません。これは他社の変なクセがついていない人材が欲しい、という場合もありますが、多くの場合は「業界の常識を知っていると言えないこともあるので、業界未経験者を採用しておけば非常識なことも言わせられるだろう」という思惑があります。異業種から新規参入してきたベンチャー企業などによく見られる考え方です。

 

 

業種変更のキャリアチェンジはがんばりが必要!

もうひとつのキャリアチェンジ、業種を変えるのはなかなか難しいことです。「マーケティングになりたい」という40代の営業さんをああそうですかと採用してくれる会社はまずありません。

 

可能性としては今の会社で職種を変更し、その職種のキャリアを積んで転職するという作戦がありますが、今の会社で職種変更できなければ職種変更の転職は難しいでしょう。

 

 

転職先はあなたの希望を叶えてくれるのか。

不満が解消されない転職はおすすめしません

現状あなたが抱えている不満が解消されない会社に転職する必要はありません。給料、勤務時間、その他の条件が希望通りに実現するのかどうか考えてみてください。また全部が全部思い通りにならなくても自分で納得できる程度に不満は解消するのかどうかがポイントです。

 

また、人間関係に不満があって転職をしたい方は要注意です。人間関係ばかりはその会社に入ってみなければわかりませんし、どこの会社にも嫌なヤツの1人や2人は居るものです。今は転職会議カイシャの評判などサイトでも会社の内情を調べることが出来ますし、もし同じ業界に転職するのなら知人や取引先のツテを辿ってチェックしましょう。

 

私は転職しようと思っていた会社のことを知人に聞いて、あまりいい答えが返ってこなかったのですが切羽詰っていたため、その会社に入社することにしました。結果は知人の言うとおりの欠点がある会社で結果的にその転職は失敗に終わりました。「あせらない」ということも転職を成功させるひとつのテクニックです。

 

 

勤める会社は自分の意志で替えられるもの。楽しく生きなきゃ損します。

実はわたしは ここから逃げたいだけの転職を否定しません。そんなに嫌なら辞めればいいのです。仕事って人生の半分くらいの時間を占めるものです。それがつまらないという事は人生がつまらないという事です。もちろん大半の方はつまらない仕事に耐え、プライベートで楽しんでいるのかもしれません。

 

でもそんな嫌な仕事に人生の大半をつぎ込まなくてもいいと思うんです。うつ病になってしまいそうなほど悩んでいるあなたは今すぐ転職活動を始めましょう。ただ、まだ踏み止まれるあなたは、友人や知人と会話し、今の自分の状況が本当に恵まれていないのかどうか確認して下さい。そして踏み止まれるうちに転職先を探してください。

 

私は数回転職をしていますが、会社都合退職で転職することが多く、時間的に切羽詰まった転職が多かったので、会社員をしながらゆっくりと転職活動をするということができませんでした。会社都合で退職し転職活動中は、独身の頃の貯金が全部吹っ飛び、「今死んだら40歳無職かあ」などと考えたこともました。

 

会社員という肩書きはありがたいです。会社員でなくなってから気付くのですが、職業を書く機会って結構あるんです。ホテルへの宿泊でも簡単なアンケートでも「職業」「会社名」の記入欄があります。その度にドキッとして自分が無職である事を痛感します。

 

また転職出来たとしても良い方へばかりは行くとは限りません。悪い方へ転がることも覚悟しておきましょう。良い会社はそんなに人は辞めません。それでもここではない何処かへ行きたい場合もあります。私は引き留めません。次のステップに進みましょう。

 

 


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