40代で転職をして失敗した俺みたいになるな!

転職を考え始めた理由

大学卒業後、新卒で上場メーカーに入社し順風満帆とは行きませんが、会社員生活を何不自由なく過ごしていました。

 

入社から15年経過した頃、会社が中国に進出しましたが、思うようにうまく行かず赤字になり、ボーナスも激減していきました。そのうち良くなると思っていた業績も3年続けて赤字になり、ボーナスも出なくなった頃から、会社の将来性に不安を強く感じ出しました。

 

また、その年の6月に取締役からも業績の将来性がかなり厳しいという発言があったのを耳にして、転職を考え始めました。

 

 

実際の転職活動

まず、リクナビNEXT、リクルートエージェント、マイナビ転職、DODAに登録して転職活動を6月に開始しました。

 

リクルートエージェントは登録すると直ぐに電話がかかってきて、経歴や希望職種等を約1時間聞き取りされました。その他の登録先は何も連絡はありませんでした。次に登録したサイトで希望職種や希望勤務地の諸条件で検索しましたが、地方都市ということもあり、条件に見合う会社は中々見つかりませんでした。唯一見つけたのが、地元の大学職員の案件でしたが、公募でしたので応募者が300人もいる中で、面接に進めませんでした。

 

続いて知人の紹介で地元の就職エージェントを紹介してもらいまして面談しました。しかし、その中で提案される案件は、現在の賃金の半分くらいの低賃金な案件ばかりでした。そういった中で、11月に上場企業のグループ会社で、賃金が現在と同じ位で職種も同じという案件を紹介されました。これまでの案件にはない好条件でしたので、ぜひともお願いしたいと申し出ると、他のエージェント会社の案件なのでといわれ、その会社の担当者に電話するように言われました。

 

担当者に連絡すると以前地元のエージェントに提出した履歴書のコピーを持っているようで、採用条件が1年の契約社員であること、面接が12月で日時と集合場所を決めただけでした。結局そのエージェントと直接会って話をしたのは面接当日の集合場所での10分くらいでした。

 

採用会社との面接では、面接官が本社取締役専務と実際に働く職場の部長、課長の3名でした。面接内容は、今までの職務経験を聞かれ、転職後の仕事内容が1日中デスクワークであること、職種は購買業務で、1日に200件くらいの処理業務があることを伝えられただけで、実際の職場を見たいと申し出ると、セキュリティーの関係で部外者は立ち入りできない旨を説明され、実現できませんでした。

 

 

転職から退職までの経緯

面接から一週間後に担当エージェントから、面接に合格した旨を電話で伝えられました。次からは採用会社と直接電話連絡を取って調整してほしいといわれ、私が直接本社担当者と電話連絡することになりました。採用条件を尋ねると年収が500万くらいで、役職は課長ということでした。条件がが悪ければ断ろうと思っていましたが断る理由が無くなってしまいました。

 

家に帰って家族に内定が出た旨を報告し、転職する意思を伝えました。そこでは特に反対も無く、退職に向けてのスケジュールを会社と調整することになりました。採用会社では1日でも早く入社してほしいといわれ、私も最短スケジュールで退職する方向で考えました。ただ12月中旬に内定が出たため、会社の退職を伝えたのが年末になってしまい、実際の退職は引継ぎ期間を入れて、2月末となりました。

 

退職に関しては特に引き止められることも無く、次の担当者に1ヶ月かけて業務の引継ぎをしました。採用会社には2月上旬に一度呼び出され、自動車通勤の許可証や制服のサイズを聞かれ、現在働いている8名の社員との挨拶をしました。そこでもセキュリティの関係で実際の職場は見学できませんでした。そのとき雰囲気で少し違和感を感じていた私の勘は、後に当たることとなりました。

 

 

入社後

2月末入社当日に、職場に行く前に、セキュリティカードの作成や雑務をこなすように言われて、実際に職場に入室したのは11時ごろでした。とりあえずやることはないので、パソコンの設定や業務経緯のマニュアルを眺めている際に、周りの様子を伺っていると、各個人個人が担当している案件以外は、無関心というか手出しができないような感じで、会話もほとんど無く、ひたすらパソコンの画面と向き合い電話でやり取りするだけの職場でした。

 

業務の流れを覚えるため、1ヶ月間先輩社員の横でひたすらその先輩がやっている業務を覚えましたが、私が担当するのは別の案件であるため本当に流れを覚えるだけでした。業務は日々朝に配布される購買案件書類を一枚一枚パソコンで取引先に見積もりを出し、最安値の入札先に発注するというものでした。

 

交渉といえば、前回より金額が高い場合に理由と前回単価へ合わすように電話かメールで交渉するだけで、面と向かって交渉することもほとんどありませんでした。

 

前回より高い場合は上司に理由を説明して決済が降りないと発注できず、現場の納期に間に合わないことが良くありました。職場の人間は気にするなといいましたが、前職でラインを止めないために納期重視の購買をしていた私にとっては苦痛でしかありませんでした。

 

また、ラインは24時間動いているので、帰宅後に緊急で発注したと現場から事後報告を受けることが毎日のようにあり、緊急対応のため価格が高いと上司に呼び出されて、理由を説明させられるのも苦痛でした。こういった毎日が続き、上司の叱責と現場のわがままで、次第に夜も眠れなくなり、朝起きて会社へ出社するのも億劫になりました。

 

8月の中旬ごろ、ちょうど入社から半年くらいに限界に達した私は、精神科を受診し、そこで鬱状態と診断されました。そのころには1年の契約満了でやめてもいいと感じていたので、上司に病気を理由に退職する旨を伝えた際に衝撃の事実が発覚しました。

 

その職場は全体で20名ほど同じ仕事をしているのですが、私を除いてすでに5人が鬱状態で通院しているという事実を明かされました。入社して最初に感じた違和感はこれだったのかと気づいたときには、すでに遅く私の体はぼろぼろになっていたのでした。それを聞いて、退職を決意した私は1ヶ月の加療診断書と退職届を提出して、9月末に退職しました。

 

 

転職する前に最後に注意すること

現在の状況 よく考えてほしい点
現在の人間関係が良くない 転職後でも、良い人間関係かどうかは分からない。
条件の良い求人があった ・現在なぜ求人が出ているのか、疑ってかかってみる。

 (退職者が出ているのか?人が足りないのか?)
・実際に働く職場を自分の目で確かめる。
・同じような条件なら、現在の職場を継続すべき。

なぜ転職するのか? ・現在の職場が嫌だ

 →次の職場は今より悪いかもしれません。
・会社が潰れるかもしれない
 →潰れるまで働いてみるのも手。
・キャリアゼロからのスタートになっても良いのか?

 

 

まとめ

私は実際に職場を見ることができれば違和感を感じ入社しなかったと思います。職場を見せてもらえない場合は理由を明確に聞いて、何とかしてでも見学させてもらうように交渉すべきです。一から人間関係を築いて仕事を覚えるのは大変つらいです。特に40歳を過ぎての転職は精神的にもしんどいです。

 

新しい職場の人間がすべて良い人とは限りません。私の場合もいやな人間がやはり一人はいました。社内でもパワハラで問題になっていましたが、お咎めなしでした。あわてて転職を決めると私のように失敗する可能性が高いです。冷静にあせらず活動してください。

 


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